開発者のmirokuです。
サインが出た瞬間、あなたはすぐにクリックしていますか?
もしそうなら、少しだけ待ってください。
サインは「GO」の合図ではなく、「LOOK(観よ)」の合図に過ぎないからです。
今回の記録は、2026年1月2日、EURUSDのチャートで発生した、私にとっての「典型的な勝ちパターン」の映像です。
動画の中で、私はネックラインと呼ばれる「壁」際での攻防を見て、ある瞬間に「これはいける」と確信し、連続でエントリーを行いました。
なぜ、その瞬間に確信を持てたのか。
私がチャートの向こう側に感じ取っていた「ヒョイ」っと抜ける独特の感覚と、そのプライスアクションの正体について、言葉を尽くして解説します。
23時20分、その「予兆」は現れた
ターゲットとなったのは、23時20分前後のEURUSDです。
Wall AlertのHighサイン(上矢印)が点灯し、アラートが鳴り響きました。
多くのトレーダーは、ここで「矢印が出たからHighだ」と反応してしまうかもしれません。
しかし、私の思考プロセスは異なります。
アラートが鳴ったということは、そこに過去の統計に基づいた「反発の壁」が存在するということです。
重要なのは、「その壁に対して、現在のレート(価格)がどう反応しているか」をティックレベルで観察することです。
私はすぐにMT4のチャートから、業者のティックチャートへと視線を移し、値動きの「質」を見極める体制に入りました。
「ネックライン」が教えてくれる相場の意思
チャートを見ると、直近で何度も頭を抑えられている価格帯、いわゆる「ネックライン」が形成されていました。
壁に当たっては跳ね返され、また挑んでいく。
この攻防を見ていると、相場の迷いや、売り買いの圧力が手に取るようにわかります。
今回のケースで私が注目したのは、そのネックラインへの「アプローチの仕方」でした。
通常、強い抵抗帯であれば、もっと激しく叩き落される動きを見せることがあります。
しかし、この時は下がってもすぐに買い支えられ、まるで磁石に吸い寄せられるかのように、しつこくネックライン付近に留まっていました。
「下に行きたがっていない」
そんな相場の小さな意思表示を、ティックの挙動から感じ取っていたのです。
得意技「ヒョイ抜け」の感覚を言語化する
そして、その瞬間は訪れました。
動画の01:55あたりを見ていただくとわかりますが、それまで重たそうにしていたレートが、ふっと軽くなったようにネックラインを上抜けたのです。
私はこの感覚を「ヒョイっと抜ける」と表現しています。
力んで壁を壊すというよりは、壁の隙間をすり抜けるような、軽やかなプライスアクション。
これが確認できた瞬間、私の中で「観測」は「確信」へと変わります。
これは私の長年の経験則ですが、この「ヒョイ抜け」が発生した直後は、溜まっていたエネルギーが一気に解放され、トレンドが加速する傾向にあります。
だからこそ、私は躊躇なく3回の連続エントリーを行いました。
結果は動画の通り、危なげない3連勝です。
観測を続ければ、やがてそれは「直感」になる
今回ご紹介したパターンは、決して特別なものではありません。
相場を長く見続けていれば、頻繁に出現する「ありふれた現象」の一つです。
しかし、サインだけに頼ってチャートを見ていない人は、この微細な予兆に気づくことができません。
「木(サイン)」ではなく、「根(プライスアクション)」を見る。
Wall Alertというツールは、その「根」を見るべきタイミングを教えてくれるだけの存在です。
そこから先、何を感じ、どう判断するかは、あなた自身の「観測」の積み重ねにかかっています。
最初は何も見えなくて構いません。
ただひたすらに、アラートが鳴った場所での値動きを追いかけてみてください。
ある日ふと、「あ、今ヒョイっと抜けたな」と感じる瞬間が必ず訪れます。
その時、あなたのトレードは、ギャンブルから「技術」へと昇華されるはずです。
今回の動画が、あなたの探究の一助となれば幸いです。
miroku


