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【AUD/JPY観測】教科書通りの「戻り」を待つな。ダブルボトムのネックラインを「ヒュンッ」と抜ける瞬間の違和感について

「ここはネックラインだから、抜けた後の戻り(ロールリバーサル)を待ってからエントリーしよう」

真面目なトレーダーほど、この教科書通りのルールを忠実に守ろうとします。

しかし、相場にはその慎重さをあざ笑うかのように、戻ることなく一気に突き抜けていく瞬間が存在します。

もしあなたが、「待っていたのに置いていかれた」という悔しい思いをしたことがあるなら、今回シェアする「感覚」は大きなヒントになるはずです。

2025年12月23日、AUD/JPYのチャートで発生した、ある「加速」の事例。

私がなぜ、セオリーを無視して飛び乗りエントリーをしたのか。

その瞬間に感じた「違和感」と、0.5秒の思考プロセスを言語化してみます。

目次

16:26 Highサイン点灯:形成された「意思のある」ダブルボトム

今回観測の対象となったのは、夕方の欧州時間に入り始めたAUD/JPYです。

Wall AlertのHighサイン(逆張り示唆)が点灯した後、価格は一度下落しましたが、そこから興味深い動きを見せました。

直近安値を更新できずに下げ止まり、再び上昇を試みる展開。

ティックチャートの細かな挙動を追っていくと、底値圏でしっかりと買い支えが入っていることが見て取れました。

いわゆる「ダブルボトム」の形成です。

多くの人が注目するのはこの「形」ですが、私が観測していたのは、その右側で起きている「迷い」の少なさでした。

売り手が諦め、買い手が自信を持ち始めた時に現れる、独特の底堅さ。

それが、次の「爆発」の予兆となります。

「ヒュンッ」という加速。ネックライン攻防のリアル

ダブルボトムが完成するためには、中央の高値である「ネックライン」を上抜ける必要があります。

このライン際でのプライスアクションこそが、今回の最大のハイライトです。

動画の4分過ぎあたりを、ぜひ繰り返し見てみてください。

じりじりとラインに近づいていった価格が、触れた瞬間に「ヒュンッ」と音を立てるように(実際には無音ですが、脳内ではそう再生されます)一気に上方向へ加速しました。

これこそが、私が「鉄板」と判断するプライスアクションの一つです。

通常のブレイクであれば、抜けた後に売り方の抵抗にあい、一度ラインまで戻ってくる動き(リテスト)が発生しやすいものです。

しかし、この「ヒュンッ」という質の動きが出た時は、話が別です。

そこには、「ここで絶対に抜く」という大口の強い意志、あるいは溜まっていた損切り注文を一気に巻き込んだ爆発的なエネルギーが介在しています。

なぜ「リテスト」を待たずにボタンを押せたのか

「ブレイクしたら戻りを待て」というのは、あくまでダマシを回避するための防御策です。

しかし、目の前で発生したプライスアクションが「圧倒的な買いの勢い(=ダマシようがないほどの事実)」を示している場合、待つ必要などありません。

むしろ、あのスピードで抜けた相場が、悠長に戻ってくるのを待っていたら、そのトレンドの初動という一番美味しい部分を取り逃がしてしまいます。

今回のケースで言えば、ネックラインでの「ヒュンッ」という加速を見た瞬間、私の脳内では以下の判断が一瞬で行われました。

  1. 下値は十分に固い(ダブルボトム)。
  2. ネックラインでの攻防を一撃で制圧するパワーを確認。
  3. この勢いは、戻りを待っていたら間に合わない類のやつだ。

結果として、ロールリバーサルを待たずにエントリーし、その後の30秒〜1分間の一方的な上昇に乗ることができました。

観測は、やがて直感になる

今回お伝えした「ヒュンッ」という感覚は、言葉にすると非常にあいまいで、オカルトのように聞こえるかもしれません。

しかし、毎日同じ条件、同じ通貨ペア、同じような局面を「定点観測」し続けていると、この微細な違いが、確信めいたシグナルとして見えるようになってきます。

「形」だけを見るのではなく、その形成過程で流れる「値動きの血流」を感じ取ること。

それが、インジケーターや教科書だけでは辿り着けない、裁量トレーダーとしての優位性になります。

あなたのチャートでも、ライン際で「ヒュンッ」と動く瞬間がないか、ぜひ探してみてください。

その違和感に気づけた時、あなたのトレードは一段階、進化するはずです。

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